ずっと日本に住んでいたら、永住できるの?|行政書士箕浦徳行事務所
日本に長く住んでいれば永住許可がもらえるのか。よくある誤解を整理しながら、永住許可の基本的な考え方や注意点を行政書士の視点でわかりやすく解説します。

ずっと日本に住んでいたら、永住できるの?

ずっと日本に住んでいたら、永住できるの?

結論からいうと、「長く住んでいる=自動的に永住できる」ではありません
永住は、一定の条件を満たしたうえで申請して許可を受ける手続です。

ただし、日本での生活が長いことは重要な判断要素のひとつです。
このページでは、永住許可の基本と、よくある誤解、確認しておきたいポイントを わかりやすく整理します。

永住許可とは

永住許可とは、在留期間の更新を繰り返さなくてもよくなるよう、
出入国在留管理庁から「永住者」としての在留を認めてもらう制度です。

  • 在留期間更新の手続きが不要になります
  • 就労内容などの制限が少なくなります(制度上の条件はあります)
  • 一方で、審査は慎重で、準備に時間がかかることもあります

「長く住んでいればOK?」の考え方

永住許可は、単に在留年数だけで判断されるものではありません。
次のような点を総合的に見て判断されます。

1.在留実績(年数)

  • 一定期間、日本で安定して生活していること
  • 在留資格の種類によって考え方が異なる場合があります

2.生活の安定(収入・納税など)

  • 収入が継続的・安定的であるか
  • 税金や社会保険料をきちんと納めているか

3.素行(ルールを守っているか)

  • 在留ルールや法令違反がないか
  • 日常生活上のトラブルがないか

※ ここでは一般的な考え方を整理しています。実際の判断は個別事情によって異なります。

よくある誤解

Q.ずっと日本に住んでいれば、いつか自動的に永住になりますか?
A.いいえ。永住は申請して許可を受ける必要があります。
Q.結婚していれば、必ず永住できますか?
A.婚姻の事実だけで決まるものではなく、在留状況や生活の安定性などを総合的に判断されます。
Q.永住が取れれば、もう何も手続きはいりませんか?
A.永住許可後も、在留カードの更新など一定の手続きは必要です。

申請前に確認したいこと(簡易チェック)

次のような点に「不安」がある場合は、早めに整理しておくことで 申請準備が進めやすくなります。

  • 転職や収入変動があり、安定性の説明が必要になりそう
  • 納税・社会保険料の納付状況に抜けがないか心配
  • 在留期限ぎりぎりの更新が続いている
  • 家族の状況(扶養・同居など)をどう説明すべきか迷う

永住申請は「書類を集める」だけでなく、
状況を筋道立てて説明することが重要になります。

永住許可が可能かどうかは、
お一人おひとりの状況によって異なります。

「自分の場合はどうだろう」と思われた方は、
状況整理からお気軽にご相談ください。

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